どうもです!クロカル杯おつかれさまでした!
クロカル杯に関しましては、杯に関しましては、主催者のこん子様のXアカウント(@konkonkon_art)を辿っていくのが良いかと思いますが、Cross Culture Records(https://www.crossculture-r.com/)様主催のイベントで、ボカロPの才能を発掘してくれる有り難いイベントです。Cross Culture Records様はプロの業界とのパイプラインを持つ会社様の様で、クロカル杯で選考された楽曲と作曲者には歌い手様とのコラボやテレビ局による番組上の地上波での楽曲紹介等色々と素晴らしい褒賞があったりするそうです。自分はこん子様とFFで、TLにクロカル杯の参加twiplaツイートが流れてきたのでそこから興味を持って参加させて頂く形となりました。参加表明は比較的早い段階だったのでは。
ジャンルは3つに分かれていて、かっこいい曲、さわやかな曲、かわいい曲。今回自分がつくった「パスカルの追想」は「かわいい」ではないので「かっこいい」か「さわやか」で迷いましたがサビは結構派手なので「かっこいい」にしました。
□パスカルの追想 楽曲について
最近特にいわゆる打ち込み系の曲に傾倒してましたが、ずっとエモみのあるシューゲイザー的な曲作りたいと思っていて、クロカル杯曲か無色祭曲あたりに作れたらいいなあと思ってたのです。というのも最近ボカコレ曲のMVでスマホで動画撮って実写MVにする流れがあって、結構鉄道車窓を使用している楽曲が多くみられて、ああそういうのいいなあって思ってたわけです。流れる車窓動画に合う楽曲ってやっぱりスローテンポで、かつエモさのある曲が合うんだろうなあと考えてました。この前の小樽への旅の際に、実験的に自分も車窓動画撮ってたりして、実際動画で使うわけではないんですが、楽曲のイメージ膨らませられたらいいかななんて思ってました。
パスカルの追想はいわゆるシューゲイザーというジャンルを踏襲してるつもりです。シューゲイザーって何?⇒語源はshoue(靴)gazer(見つめる)で、これ系の音楽やってるバンドは当時靴の方ばっかり見ながら楽器弾くのでそれがジャンル名になったみたいです。90年代初頭にポストパンク、グランジ、オルタナからの派生でBPMは遅めながらエモーショナルにギターをかき鳴らすタイプのバンドがイギリス中心に流行りました。源流はThe Jesus and Mary Chain、代表的なのはMy Bloody Valentineなど。陰鬱な雰囲気を醸しつつも美しさを感じるような楽曲。その流れで90年代後半からはエレクトロニカと融合してエモ、スクリーモ系に発展していったりします。
で、シューゲイザーを意識して作った今作ですが、頭に思い浮かべていたのはその90年代後半から活躍したバンドradiohead。アルバムごとに結構様々なジャンルの楽曲を作ってたバンドですが、初期ヒット作creepは静かな雰囲気からサビは一気にグランジ感のあるディストーションギターが入ってエモくなります。椎名林檎御大もその昔creep好きだった記憶があります確か。まあそんな感じでこのcreepとかNo Surprisesとかそういうの好きなんですよね。その辺りを基本とした曲自分なりに作れたらいいなあと。この曲を聴いて頂いて、こんな感じのルーツを感じて頂けたら何よりですね。
元に戻りますが、この曲にはやっぱり花隈さんの声質が一番合っている感じがして、主旋律を真ん中と左右で3本、あと副旋律とオクターブ。リバーブとディレイ強めにしつつ、芯が残るようにバランス調整したつもりです。歌詞はシンプルに、内容はイメージはやっぱりradioheadがベースになってるかな。Bメロのコード進行は一応綺麗に上昇ベースなるように作りました。リズム隊は結構悩んだけど8ビートの変化系で打ち込みっぽくなりすぎないようなところを狙ってます。間奏のリードはちょっと攻撃力高めのやつにギターっぽく強めののエフェクトのやつで広がりのあるの選んでます。タイトルですが今回は比較的すっと思いついたかな。人間は考える葦であるってパスカルさんの至言。晩年は宗教に回帰傾倒したようです。最期は何を想ったのか。
いつも通り取り留めない乱筆ですがそんな感じの曲になってます。普段あまり作らない曲調ですが偶にはこういう曲も作ったりします。気に入って頂けたら幸いです。改めましてクロカル杯参加させて頂きましてありがとうございました。
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