■真空の庭園
立体的な空間を意識した曲です。美しくも儚いがテーマ。場面ごとに絵が変わるようなイメージです。途中ドラムンもあったり最後は一気に幕が下りるような感じだったり色々楽しめるギミックがあるのではないかと思います。
最初909のあれ並べていって、ロングトーンかつちょいアタック強めの減衰パッドを逆サイドに置いたら良い感じになって、909のあれの刻みがあるので、ベースは伸ばし気味に。その空気感をブレイクする感じで次の落ち着いたドラムンの展開へ。ドラムンには必殺のピアノオクターブを置いて、ボーカルのあとにはストリングスに主旋律交代。
そのあとは場面転換的展開でまた909のあれを呼び戻してオルガンを添えてゴシックな雰囲気に。そのあとドラムンとミックスさせて最終段階へ。最終への転換はちょっと強引なくらいの曲調の変化にしました。折衷感を残しつつ最終章で一気に現実に引き戻すように。そして最後は・・・。
という儚い夢のような曲ですが、vstで実は面白いものを使っております。NIのkontaktのkinetic metalというものすごく直感的な、金属音とエフェクトを組み合わせるようなやつなんですが、不思議かつ簡単かつ面白い飛び道具です。バンドサウンドにも無いし一般的にはあんまり使わないであろうけれども生粋のDTMerには好物のやつです。ほんと面白い。でも新PCのほうで新しいkontaktにしたら残念ながらついてなくて、もしまだ使えるようなやつならインストールしたいなと思ってます。
とマニアックな裏話もしましたが、特に我こそは音楽マニアって方に聴いてみてもらいたい曲です。いや勿論全世界すべての人に聴いてもらいたいです。
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